いくつになっても夢は大きく——将来の展望

「思考は現実化する」という言葉を信じています。

小さな規模ではありますが、自分が想い描いたことを実現できているからです。

自分が望んできたことは、抽象度の高い順番に、

  • 充実した人生を送っていたい
  • 人のために役立つような人で在りたい
  • 優しい人になりたい
  • 実存していたい
  • 1人1人がバラバラの答えを導き出すことを支えたい
  • 教育に携わっていたい

です。

↑上記の内容に対して、実現できていることは、

  • 小学生に作文を教える(中学受験)
  • 1人1人と寄り添える小さな塾で働く(高校受験)
  • 社会人の方に「教育学」を教える(大学編入/院試)
  • フリースクールで文学の授業をする(不登校支援)
  • 自分に対して考えを巡らせながらインクアートをする(成人向け)

です。

どれもこれも、自分が素敵で必要だと思っていたことばかりなので、こんなに恵まれた人生を送って良いものかと幸せを噛みしめています。

今年の1月に開かせていただいた同窓会のとき、憧れている校長先生から「いくつになっても夢は大きく」と話していただきました。

半年以上ずっと、「自分にとって大きな夢は何だろう」と考えを巡らせてきました。

その結果、ちょっと安直かもしれませんが、いま自分が携わっていることを「1人1人の考えていることを大切にしたい」というコンセプトの基に大きく広げ、1つに統合する複合文化施設をつくりたいなと思うに至りました。

規模が大きすぎて到達は困難かもしれない。
想定の何倍も小さな規模での実現かもしれない。
初期のイメージとは全く別の事業になるかもしれない。
仮に実現できても、人生のかなり後半になるかもしれない。

かまいません。

自分が魅力を感じる先にしか歩めないのが僕だし、
悩みながら現実を創っていくプロセスに価値を見出すのが僕なのだから。

夢見がちなこの思考が、いつか現実になることを祈って言葉を綴っていきます。

目次

1Fに詰め込んだ夢

複合文化施設(仮称)はツ―フロアを想定しています。1Fは、主として成人を対象に、文化的な営みに取り組んでいただける様々な空間を構想しました。2Fは、「オルタナティブスクール」と呼ばれる、既存の義務教育を行う学校とは違ったところに主眼を置く学校をつくりたいと思っています。

以下では、まず1Fの各空間の説明をした後に、2Fのオルタナティブスクールについて考えていることを記述していきたいと思います。

中央部に広がるメインスペースは、中央に本棚を円形に配置し、周りには数種類の机を置きたいと思います。コワーキングスペースと書店が同居した空間です。

文章を書かなければいけないのにも関わらず、手が全然動かないことに悩んだ大学院時代、僕はよくコワーキングスペースに行っていました。作業するためだけのスペースですし、周りもカタカタとパソコンを叩いているので、「やるしかねえ」という雰囲気が感じられ、とても集中できます。

いくつか通ったのですが、六本木にある文喫という「本と出会うための本屋」が1番お気に入りで、僕の施設案にも大きく影響を与えています↓

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この記事を書いた人

支考社 代表

門野坂翔太(かどのさか しょうた)

東京学芸大学・教育学研究科修了。教職修士(専門職)。
中学校・高等学校専修免許状(社会・地理歴史・公民)。

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